本科(はり・きゅう・あん摩サッマージ指圧)

東洋と西洋の医学がひとつに

本科の特色は地域での開業を目標とする国家試験合格を念頭に、3年間の教育課程に万全な体制で臨んでいます。免許取得後は実社会に即した医療の提供ができる施術者を育成するため、多くの知識と技術を学べるカリキュラムを編成するほか、附属治療所での臨床実習など、社会に貢献できるよう学習体制を整えています。

カリキュラム

~より質の高いはり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の養成を目指して~

 基礎分野    
倫理学(コミュニケーション学を含む)
経済学
生物学1
生物学2
統計学
生命の科学
科学的・論理的思考力を育て、人間性を磨き、自由で主体的な正しい判断と行動を培う。
生命の起源、地球環境、生命の科学、生命倫理、人の尊厳を幅広く理解する。
国際化、情報化社会及びAI化社会に対応できる能力を養う。
患者への傾聴力と適切な対応に必要なコミュニケーション能力を養う。
※履修免除の対象になります。
*2020年度以降に入学する方を対象に、基礎分野カリキュラムを変更予定です。新カリキュラムの詳細は、決定次第こちらのページに公開いたします。

 専門基礎分野  
・解剖学 人体の構造を理解し、生体の正常な形態と構造を修得する。
・生理学 生体の様々な機能及びその調節機序に関する知識を深め、人体の機能を総合的に理解する。
・運動学 人体がいかに機能し、動くかに焦点を当て、人間の運動分析、保持及び強化に向けて科学的に理解する。
・病理学概論 病気の原因、成り立ち、経過、転機について学習し、病気に関する知識を体系化して理解する。
・臨床医学総論 チーム医療を安全に、かつ効果的に実践するために適切な診察法を理解し、主たる症候に精通する。
・臨床医学各論 臨床医学の基本を理解するために、各疾患の発症原因、症状、治療法、予防法などを学ぶ。
・リハビリテーション医学 リハビリテーション及びリハビリテーション医学の理念と方法について理解する。
・衛生学、公衆衛生学 保健・医療・福祉への寄与貢献並びにQOLの向上と健康寿命の延伸についての理解を深める。
・医療概論 医学・医療の歴史、保健医療福祉制度及び医療従事者の倫理について学ぶ。
・関係法規 あはき師として必要な法的知識、その教育を通して、倫理観、順法精神の滋養を深める。

 専門分野    
・東洋医学概論
 東洋医学における基礎理論、診察法、治療論の学習を通して、東洋医学的知識や考えを深める。
・東洋医学臨床論 東洋医学の基礎知識を統合し、あはき師の臨床に必要な主要症候の診察、鑑別、治療方針を修得する。
・経絡経穴概論 経絡や経穴の意味を理解し、取穴に必要な筋、腱の触知を学習する。
・病態生理学 人体の正常機能を学ぶ生理学に対して、その破綻により障害や疾病が引き起こされる機序や経過を理解する。
・生体観察 解剖学的に生体の体表や内部の形と構造、及び組織・臓器・器官系の機能を理解する。
・あはきの適応の判断 施術を行うに当たり、対象となる疾患が適応か否かを正しく判断し、適切に施術ができる能力を身に付ける。
・臨床演習 臨床でよくみられる運動器疾患について、病態把握、鑑別、治療法を学び、豊かな臨床能力を身に付ける。
・あん摩マッサージ指圧理論 施術の意義、作用及び治効理論、適応症、禁忌疾患などについて理解し、施術を安全に行うための知識を習得する。
・はり・きゅう理論 鍼灸治療に対する基礎知識や生体反応について理解し、根拠に基づいた医療の考え方を学ぶ。
・社会あはき学 あはき師の果たすべき役割について学び、現代社会のニーズの多様化に対応できる能力を養う。
・あん摩マッサージ指圧実技 あん摩マッサージ指圧の施術が適切にできる能力を修得する。
・はり・きゅう実技 社会的ニーズの多様化に対応した観察力、分析力を養い、適切に施術ができる能力を修得する。
・臨床実習 本校附属治療所や大学病院の治療室等の実習を通して、東西医学の統合医療を実践的に学ぶ。
・東西医学入門(あはき史を含む)東洋医学と西洋医学の統合教育の入門として、学習する教科全体のイメージを修得する。
注)あはき師:あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師

 

国家試験

毎年2月に実施される「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師国家試験」は、本校を卒業もしくは卒業見込みの場合に受験できます。免許取得後は独立開業が認められ、要介護などに医師が認めた場合は医療保険の適用も可能に。

国家試験の特徴

平成12年4月から施行の介護保険制度により、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師は、介護支援専門員として機能訓練や施術など、介護保険制度下において、社会貢献や活躍が期待されています。