卒業生の紹介

元東京大学 医学部 附属病院 リハビリテーション部
粕谷 大智さん(昭和59年度卒業)
慢性疾患の多い患者さんの治療はケアに尽きます。自分自身、学生時代に武道をしていて整骨院や鍼灸院に通って効果を実感していましたし、患者さんをいろんな角度からケアしてあげられるので、この仕事を選んで本当によかったと思います。国際鍼灸はそれほど大きな規模ではありませんが、それだけに生徒一人一人をきめ細かく指導してもらえます。卒業してからもさまざまな研修会や業界の会合で先輩や後輩と出会い、情報交換ができるのがうれしいです。

土門治療院 院長 / 本校非常勤講師
土門 奏さん(平成13年度卒業)
人に喜ばれる仕事がしたいと結婚を機に入学。国際鍼灸の先生方には進路についても気軽に相談に乗っていただきました。学生同士も学年の隔てなく、今も付き合いが続いています。卒業後、スポーツ鍼灸や温灸の研究をして、女性専用の鍼灸院を開業しました。患者様からの求めで美容鍼灸を実践していく中で、気が付けば美顔鍼の本を執筆し講演するまでになりました。人に喜ばれることを続けていけば、自ずと道が開けることを日々実感しています。

株式会社リカバリー 訪問マッサージ 松戸営業所
玉造 葉子さん(平成23年度卒業) 山田 由紀さん(平成24年度卒業)
国際鍼灸は附属治療所での総合臨床実習があり、マンツーマンでの指導が受けられることに魅力を感じ入学しました。現在は医療保険の中における訪問リハビリマッサージで、通院できない方々の治療をしています。マッサージや鍼治療をすることによって身体の動きが良くなり、拘縮が改善されたり、歩行が可能になったり、患者様にとても喜ばれる仕事です。血圧測定や医療面接、コミュニケーションの取り方など、在学中に学んだことを生かし、日々やりがいを感じ働いています。

順天堂大学スポーツ健康科学部非常勤講師 国立スポーツ科学センター非常勤スタッフ
ラグビーワールドカップ2019 日本代表ヘッドトレーナー
井澤 秀典さん(平成9年度卒業)
高校時代にラグビー部でケガをした際に、テレビ番組で見たアスレティックトレーナーの職業に興味をもちました。体育系の大学で4年間学び、その後”自分の手”で治す技術が必要と感じ、出身地の青戸にある国際鍼灸専門学校への入学を決めました。在学中は、学業と当時所属していたアメリカンフットボールのチームの活動を両立させることに苦労しましたが、授業で学んだことを現場で生かすことができ、非常に恵まれ充実した3年間でした。

森のとき治療院院長
南山 由美さん(平成14年度卒業)
当時夫は単身赴任。2人の子供もまだ小さかったので茨城の自宅から通える学校ということで決めましたが、授業内容はスタンダード以上のレベル。基本的に国際鍼灸で学んだことだけで開業・施術ができています。勉強はハードでしたが自分よりはるかに若い同級生に囲まれてとても楽しく密度の濃い3年間を過ごせました。そう、頭と手の両方が動かないと仕事になりませんので実技の時間は貪欲に!現在は必要を感じ通信制大学で心理学を勉強中です。

松永治療院 院長
松永 公子さん(平成8年度卒業)
入学前から開業を目指し、国家試験のために猛勉強。球技大会や皇居一周、修学旅行なども楽しかったです。3年間はあっという間でした。在学中は附属の治療所で勉強でき、さらに先生の薦めで故芹澤勝助先生の下で臨床研修をさせていただきました。出張治療やトレーナー活動を経て開業し約10年が経ちますが、ここまでやってこられたのは国際鍼灸でしっかりと実技と知識を身につけたからこそです。最近は小児鍼を始めもっと普及していきたいと思っています。